車を返して空港へ!

 

イタリア最終日である。昨日はよく寝た。

まだ夏時間だけど、確実に日の出は遅くなっている。だから7時でもまだ薄暗かった。まどから外を見ると、ちょうど日の出前で、朝焼けがとてもきれいだった。

朝ご飯を食べる。大きなカップに入れてくれたカフェ・ラッテは抜群のおいしさ!今回の旅行中、文句ナシ1番だった。

さて出発!今日はシエナにもどって、車を返す。そのあと、鉄道の駅まで行って、列車でフィレンツェに戻って、バスで空港へ。パリへのフライトは夕方だ。長い一日になりそうな予感…

シエナまでは快適なドライブだった。市内に入ってしまうと道がややこしいので、周回コースを取る。夫のナビは毎度のごとく、まったくあてにならない。仕方がないので、うろ覚えの道を野生のカンで走る。なぜか、たいてい会っているのが不思議。

レンタカーの営業所の手前でガソリンを入れる。これだけは日本よりも高い。1リットル100円ちょっと。

わざとレンタカーの営業所を通り越して、駅まで行く。夫と荷物を降ろすためだ。駅までの距離は1キロ弱。荷物をもってでは大変だからだ。ましてやワイン6本である。

ひとりでレンタカーの営業所にもどる。なんの問題もなく返却。ちゃんと予定通りの金額。チェコのときとはえらい違いだ。

駅まで歩く。車がぶんぶん走っているので、思い切り端のほうを歩かないと引っ掛けられそうで恐い。おもしろいもので、駅は思ったよりも近かった。

駅に着くと、夫がぼ〜っと待っていた。ちょうど11時前にフィレンツェ行きの列車がある。切符を買うときに、イタリア語にトライしてみる。ちゃんと通じたけれど、なぜかおじさんは英語で金額を言ってくれた。

列車の旅はきらいではない。ただ、高校のとき、列車通学だったので、乗るとすぐに寝てしまう癖がついているのが玉に傷。条件反射のように眠くなるのだ。

でも今日は寝なかった(夫が代わり?!に寝ていたが…)。窓からのトスカーナの風景を最後まで見落としてなるものか!

定刻にフィレンツェに着いて、駅前の店でお昼をすませる。空港へのバスは毎時0分と30分。2時半のバスに乗って空港へ。

フィレンツェ空港は改装中で、待合室がすごい状態だった。ほこりもすごいし、天井からは、いろんなケーブルが垂れ下がっている。

飛行機はちょっと遅れた。でも今度はほとんど揺れなかった。やはり天気によるのだ。

いつものようにRERでリヨン駅のそばのホテルへ。夕飯は近くのアラブ料理屋へ。パリにきたら、1回はこれと決めている。大好きなクースクース。やめられない。

さてさて、明日は一日買い物三昧?!

 

最後はやっぱりパリ?!」へ