ハンザ同盟都市ヴィスビー

バルト海の真中に浮かぶゴットランド島の中心都市である。

最初、ノルマン人が町を築いたが、その後、ハンザ同盟都市として全盛を誇った。そのころに築かれた城壁(全長3.6Km)や、教会の廃墟などがたくさん残されている。

ヴィスビーは「薔薇と廃墟の町」と言われるように、ほとんどのおうちに薔薇が植えられている。薔薇の花と朽ち果てた教会のコントラストが実に美しい町だ。冬でも暖かく、雨も少ないので、現在はリゾート地として栄えている。

ストックホルムから飛行機で1時間ということで、週末はヴァカンス客でかなり混むが、1週間くらいゆっくりしたい町である。

行き方:ストックホルムから飛行機、もしくは船。空港からはタクシーしかなかった。

 

 

赤い屋根と教会の廃墟のコントラストが美しい。 教会の廃墟は10箇所以上ある。これは一番大きな聖カタリーナ教会跡。

街の中、普通のおうちの横に廃墟がある。なんとも不思議な光景。

天窓がきれいに残っている。少し欠けているのがまたなんとも趣き深い。