小ループ

Thommanon
12世紀初頭にスールヤヴァルマン2世によってつくられたヒンドゥー教の寺院である。向かいのチャウ・サイ・デボーダと同時期の建物にもかかわらず、フランス極東院の修復のおかげで、建設当時の状態が維持されている。

 

中央祠堂近景。

ここのデバダーはちょっとおちゃめさん?!

全景。

 

 

Ta Kev
ジャヤヴァルマン5世によって11世紀初頭に建設が始まるが、王が突然、死んでしまったので、未完のままである。上部はなんの装飾もほどこされないまま、石が積み上げられただけの状態であるが、かなり大きいので、完成していればかなり美しい寺院だったと思われる。

 

全景。石が積まれただけなので、ごつごつとした感じを与える。

 

聖なる牛、ナンディン。

上部祠堂。

入り口の階段は一段の高さが高いので上りづらい。
 

 

Ta Prohm
ジャヤバルマン7世が1186年に仏教の寺院として建築した。

大きなスポーンの木が遺跡のあちこちを覆い、密林の中の遺跡!という感じがする。そのせいか、人気のある遺跡なのだそうだ。しかしその分、崩壊が進んでいるのも事実。

 

入り口の門。ここも大きなスポーンの木でがたがた。

 

カメラポイント。写真にはいいけれど、遺跡には…悪そう。

 

デバダー。ここのは重厚な感じ。

しかしこのスポーンの木、どこにでも伸びていく。

 

こっちは門を覆い尽くすかのよう。

このデバダーは上のものとは全く趣が違う。

 

BBCの取材班も来て、このスポーンのまわりで撮影をしていた。 今回の旅行中、1,2を争う美デバダー。

テラスおよび東門を臨む。