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我々にはラップランドと言うほうがなじみがあるかもしれない。ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの極地遊牧民の住む地域である。 当然ながら、かなり広く、こういう遺産はなにをもって見た!行った!といえるのか疑問であるが、今回はキルナを拠点に、サーメ人のキャンプに行ったり、ハイキングをしたりした。 トナカイが生活の重要部分を占めるサーメ人は、トナカイの営みにあわせて生活をしている。だから、夏は蚊の少ない山の上、冬は平地というふうに…というわけで、少なくとも、2箇所のキャンプ地があるわけで、その冬用のキャンプを見学した。サーメ人のガイドさんが案内してくれたが、今は、トナカイの放牧も、スノーモービルと携帯電話が必需品ということで、ここにも時代の波が… 行き方:私はキルナを拠点にした。キルナにはかのキルナ鉱山があり、見学ツアーが出ている。これはかなりおもしろい。遺産には関係ないですが、ぜひ行ってみてください。 |
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トナカイ!この時期、角がかなりのびているが、まだ硬化していないので、さわらないように!と注意があった。角って、内部に血液が入って、それが硬化するんだそうです。知ってました?! | キャンプの内部。北欧の人は背が高い!と思いがちだけど、サーメ人は小さいんだそう…ガイドさんがトナカイの肉でサンドイッチ?を作ってくれた。 | ||||
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キャンプのそばにある博物館。サーメ人の衣類や道具が展示されている。 |
なんだ?!これは?! 教会の天井に描かれた擬似窓である。サーメ人はキャンプで生活しているので、天辺が開いてないと恐い?のだそうだ。最初、教会ができたときに、サーメ人を教会内部に入らせるために考え出された苦肉の策?! |
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