ロスキレの大聖堂

北欧旅行で最初に訪れた世界遺産である。

マルグレーテ1世以降、デンマーク王室歴代の王様、王妃様の棺が置かれている。ハラルド青歯王が10世紀にロスキレに遷都し、教会を作ったのが始まりといわれている。教会自体はあまりにきれいに改装されて、ちょっと味気ないが、小礼拝堂に安置された棺はどれもすばらしい。圧巻は、美しい装飾を施されているフレゼリク2世とソフィエ后の石棺。

最近の国王、王妃の棺は、教会内部に置く場所がなくなってしまったために、外部に別棟がつくられ、そこに安置されている(取ってつけたようで、ちょっと寂しい。)。

内部の説明をくわしく聞きたいならば、英語、ドイツ語でのガイドツアーがある。

行き方:コペンハーゲンから電車で20分。駅からは徒歩10分。

 

棺はどれも空で、王様たちは地下に眠っているそうだ。確かに、こんな棺じゃゆっくり眠れないかも?!

デンマークを訪れた各国の王様の背比べの跡。一番高いのがピョートル大帝で、一番低いのが、タイのチュラーロンコーン国王。ピョートル大帝は2mくらいあったとか?!

教会内部。ロマネスクとゴシックの両方の様式が見られる。