ピエンツァ市街の歴史地区

この街は教皇ピウス2世が生まれた街である。しかしながら、街はかなり荒廃していた。ピウス2世が街を復興しようと思い立ったのが1459年のことである。

ルネッサンス期の大建築家アルベルティの弟子であるロッセリーノに依頼して、大々的な都市計画に取り組んだ。

そのときの代表的な建築物が、ドゥオモのあるピウス2世広場のまわりの並んでいる。広場にはロッセリーニ作の優雅な井戸もある。

大聖堂(ドゥオモ)はファサードがすっきりとした堂々たる建物である。

ピッコローミニ宮殿は内部も見学が可能(ただしイタリア語のガイドツアーのみ)。庭園側のテラスからみるオルチャの谷は本当に美しかった。街の南を東西に走るカステッロ通りからもオルチャの谷が見渡せる。

行き方:シエナからバスが出ている。約1時半くらい。

 

 

街への西側の門。

大聖堂のファサード。

 

 

ピウス2世広場の井戸。

ピッコローミニ宮殿。

 

 

大聖堂の向かいの市庁舎。この中にインフォメーションがある。

ホテルの横のサン・フランチェスコ教会のフレスコ。