ミソン聖域

ホイアンから車で悪路を1時間半。工事現場か?!と思わせる山すそにミーソンの遺跡はあった。

聖域が作られたのはチャンパ王国時代で、4世紀から建築が始まり、13世紀ごろまで続いた。王と一体化したシヴァ神を祀るための建造物がたくさん建築されたが、現在ではグループB、C、Dなど一部が残っているのである。

アメリカとの戦争中、ゲリラがここを拠点として利用していたために、米軍の激しい空爆にあい、遺跡の多くが破壊されてしまったそうだ。なんとも残念なことである。現在でもまわりには地雷が残っており、時折、草を食べる水牛が吹き飛ばされることがあるらしい。

 

 

入り口の世界遺産マーク。

グループDの女神像。

発掘された建物の装飾。

建造物自体から草が生えて、そのうち壊れてしまうのでは?!と不安になる。

建物内部におかれている石製の泉とおぼしきもの。

悪路にもかかわらず、観光客はたくさんやってくる。

ちょっと不思議な形をした建造物。

塔の台座か?バリ島のホテルで見たような彫刻。

グループAからグループB、C、D方面を見る。