ガンメルスタードの聖堂村

ここは本当に不思議な街だ…

かつて、極地方の人々が教会に訪れることは容易ではなかった。当然、一度の巡礼が長期におよんだ。そのために、教会のまわりに宿泊施設がつくられた。それが現在の聖堂村のコテージ群である。

コテージ群の真中にあるのは、もちろん教会。1400年に建設された北部最古のものである。

現在では巡礼もなく、したがって宿泊施設としての役割は終わってしまったので、一般の住居として利用されている。「1個の窓に1家族」という19世紀のきまりが、なんと!今でも守られているそうだ。さらに居住の条件に、「教会に通う」という項目が現在でもあるそうだ。

行き方:ストックホルムから夜行列車で1晩。ルーレオ下車。ルーレオからは、バスで30分くらい。村のまん中まで行かないバスもあるので注意。

 

 

街の中心、教会。重厚な石造り。

教会内部。一部、古い壁画が残っている。

教会から放射状にコテージが並ぶ。コテージは全部赤く塗られている。

教会の横に立っていた案内板。(見づらいけど)世界遺産のマークもついていた。